搭載可能なパネル枚数などを試算
お客様から導入の検討を申し入れされたのち、当社が現地調査や航空写真によるパネル枚数の試算を行います。この調査を行う際は、試算契約の締結を行った後となります。
ここでいう試算はパネルの枚数のみならず、近隣地日射量などを用いて(国立開発研究法人 新エネルギー・産業技術総合開発機構、通称:NEDOなどの数値を使用)太陽光の想定日射量を試算します。
そこから航空写真で試算したパネルの枚数などと掛け合わせ、該当物件でどれだけ発電できるかのシミュレーションまでを行います。この時点で、効果が望めないお客様には、数字と合わせてその旨をお伝えし終了となりますが、試算にご納得いただけましたら、次の工程へ進みます。
現地本調査と入居者からの同意書
通常人が歩く想定ではない陸屋根の積載荷重は900N/㎡と定められていますが、ソラシェアダイレクトで搭載する設備は600N/㎡になるので、数値的には問題ありません。しかしながら、陸屋根の現況を確認することは安全な施工と、建物保全には非常に重要です。
さらに現地本調査では設置箇所の詳細を測定し、実際に航空写真を用いた試算通りの設置が可能かなどを調べます。この時点で相違が出る場合も逐一報告し進めて参ります。本契約前ですので、ここでの導入中止も可能です。
また、すでに入居者のいる既設のマンション/アパートでは、入居者からの同意取得が必要になります。説明会や同意書取り付けの時間のほうが、調査よりも時間を要することが普通で、ここまででおおよそ2ヶ月かかることになります。
いよいよ本契約〜着工
ここまで、本契約まで2ヶ月要する理由をご説明してきました。この間、書類の記入や調査の立ち会いなどをお願いいたしますが、それ以外の作業はほとんど発生しません。入居者の同意取り付けに関しても、当社担当が行います。
なお、本契約を締結後は、基本的に契約解除ができませんので、その点はご留意ください。